年間4万人もの発展途上国の若者たちが日本の経済や産業技術を学ぶために外国人技能実習生として来日しています。
公益財団法人国際研修協力機構によると日本への送り出し国はカンボジアやベトナム、フィリピンなど15ヶ国にもなるなど両国の経済発展のたねの一翼を担っているというわけです。
外国人技能実習生の受け入れ方式はおもに2つあり、1つめは企業単体で現地の職員を受け入れて技能実習を行う場合と、2つめは営利を目的としない商工会などが実習生を受け入れて関連企業で技能実習を行う場合とがあります。
いずれも技能実習期間は最長3年間と定められておりその間に技能検定基礎試験に合格する必要があります。
外国人技能実習制度を利用するメリットは様々なものがあります。
日本側からはグローバルな視点から海外企業との連携強化や労働力確保による生産性の向上、多種多様な文化に触れることができるため社内の活性化につながります。
一方外国人技能実習生は性格的にも穏やかで勤勉な若者が多く日本で働くことの憧れが強い傾向にあります。そのため日本で学んだ知識や技術を母国に持ち帰り経済発展に貢献できることや日本の企業の社員のまま母国で幹部として働き続けることも可能です。さらに日本の深刻な問題として少子高齢化による介護不足がありますが、この問題にも外国人技能実習生を受け入れることで解消を目指す働きがあり現在も国会で審議されています。
カンボジアの研修生ってとにかくお勧めなんです。
このように外国人技能実習制度は新たな局面を迎え様々なニーズをもたらしてくれるのです。
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外国人技能実習生の魅力
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近年、日本でさまざまな意味で注目されている制度が、外国人技能実習生です。主に、漁業や農業の現場で人手が足りないことが多く発生していて、うまく世代交代がいっていないという日本の事情と、日本に来たい、日本の仕事を覚えたい、それによって貧しいくらいから脱したい、母国に帰ってから経験をいかして事業を起こしたいなどの、主に発展途上国のひとの、利害が一致して成立しているといえる制度です。...
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